先日、長府の石油暖房ボイラが、突如[H1]というエラーコードが発生し、停止するという事がありました。
リモコンの電源をOFF/ON する事で、再び給湯はするのですが、数日経つとまた[H1]で停止するという事が続いたので、長府の修理センターに連絡して、サービスマンの方に修理訪問に来てもらいました。
今回は、我が家の長府製作所の石油ボイラが、[H1]で停止するまでの前兆や、[H1]で考えられる不具合原因や、修理費用などについてまとめてみました。
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ある日突然「H1」が発生し、ボイラが停止していた
まず我が家の長府暖房ボイラの型番ですが、DBF-2900 という2006年製のボイラになります。
初めてH1 が発生したのは、今から約2ヶ月ほど前で、たまたまリモコンを見たら発生していました。
「H1」が発生した場合の、応急対応
H1 が発生した場合は、とりあえずリモコンの電源でOFF/ON をしてみて、問題がなければ、給湯はできるはずです。
実際に我が家の場合は、これで給湯はできました。
しかし、この対応はその場しのぎでしかないので、数日経つと再度 H1 が発生すると思います。
我が家の場合、[H1]が発生して停止する事が頻繁に発生していたにも関わらず、リモコンの電源をOFF/ON を繰り返して使用していた事で、結果的に高い代償になってしまったのです・・・
「H1」で考えられる不具合の原因は?
長府製作所のホームページで、H1 のエラーコードについて調べてみると、以下の内容が出てきました。
警報/表示 内容 警報解除方法 原因・
確認事項処置 H1 ダンパーモータ作動不良による運転停止です 台所リモコンの【運転SW=OFF/ON】により警報解除します 【復帰しない 又は 再発する】場合は【点検・修理】を依頼してください
「ダンパーモータ作動不良による運転停止です」と、よく意味が分かりませんが、後日サービスマンの方から聞いた話では「外部から空気を取り込むのに必要な部品」の様な事を仰ってました。
要するに、速やかに交換すべきという事だったんです・・・
修理費用は?
サービスマンの方が来られて、裏庭にあるボイラーを見てみると、以下の写真の様になっていました。
なんじゃーこりゃ~~!!って感じで、とてもビックリしました!!
燃えてはないんですが、煤塗れになっていました。
恐らく、煤の影響で黒煙が上がっていたのでしょうが、裏庭にあるため、全く気が付きませんでした。
ボイラーの中身は、こんな感じです。
とにかく煤で、酷い事になっていました。
サービスマンの方も、ここまで酷いとは思っていなかったようで、さすがにここまでになると、修理は不可能で、ボイラーごと交換になってしまうとのこと・・・
初期段階であれば、部品交換で済んでいた可能性も
ちなみに、初期段階であれば、部品交換で済んでいた可能性があり、当初の概算見積もりでは、作業料込みで1万円以内と言われてはいました。
なので、H1 が発生する前の段階(黒煙が発生し始めた頃)に気づいていれば、交換する必要はなかったみたいです。
ボイラーの寿命は、8年から12年ほど
サービスマンの方いわく、ボイラーの平均的な寿命は8年から12年程と言われているようなので、我が家のボイラーは10年を超えた事を考えると、まあ寿命に来たのかなぁ、と思いましたが、いきなり新品のボイラー(30万ほど)の出費は、さすがに痛いです・・・
黒煙が出ていないか、定期的なチェックが必要
今回得た教訓は、定期的にボイラーの稼働確認をする事です。
我が家の様に、H1 が発生した時点では、既に煤の影響でボイラーの修理ができない可能性が高いので、月に1回でも良いと思うので、ボイラーから黒煙が吹いていないか定期的にチェックを行い、少しでも黒煙が吹いていたら、まずはサポートセンターに問い合わせをした方が良いと思います。